2023.01.24
キックボクシングで必要なアイテム! 必ず必要なアイテムからあると便利なものまで全部教えちゃいます!
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トレーニングコラム
2022.11.02
キックボクシングとは「立ち技最強格闘技」と呼ばれるタイ王国の国技「ムエタイ」を参考に1960年代に作られたプロスポーツです。
キックボクシングについての説明でムエタイにも軽く触れますが、今回はほぼ同義として話を進めます。
またルール説明、技の紹介、他の格闘技との違いなど分かりやすく解説いたします!
これまで格闘技に興味がなかった方からすると格闘技といっても区別がつかないですよね。ここでは大きく分けた格闘技の種類についてご説明いたします。
パンチのみで戦う格闘技です。使っていい技が限られている分、パンチの技術は芸術的です。ラウンド数も4~12ラウンドとレベルに応じて別れてはいますが格闘技の中では多めです。
ボクシング(パンチのみ)にプラスしてキックも使っていいからキックボクシング。手よりもリーチが長く威力の高いキックが入ることで攻防もボクシングとは違ってきます。全身運動で打撃のみですので、取り組みやすくフィットネスとしての効果も高いです。
この競技は上記の打撃(パンチキック)に合わせてタックルや投げ崩してから関節技を使うなど、使用できる攻撃の多い文字通り総合した格闘技になります。
上記三つは上半身は着衣を纏わずに行うのに対して、こちらは道着を着て行います。
攻撃はパンチ(突き)とキック(蹴り)と打撃系ではありますが、格闘技というよりも「武道」としての一面も強い競技になります。
空手と同じで道着を着て行う競技です。しかし柔道ではパンチやキックなどの攻撃は禁止されていて、掴んで投げる、投げた相手を押さえ込むというのがメインの戦い方になります。
競技用の専用ウェアを着て行う競技です。柔道と同じで打撃攻撃は禁止です。主に低い姿勢から相手の足や腰をとるタックルを用いて倒していきポイントを争う競技です。
韓国の国技。ボクシングがパンチのみに対して、テコンドーはキックがメインの競技になります。ただパンチがまるっきりゼロというわけではありません。また高く跳んで板を割るなど魅せる演舞としての一面もあります。
キックボクシングはジョギングやサイクリングのような脂肪を燃やす「有酸素運動」と瞬発的で強度の高い「無酸素運動」の両方が含まれています。また普段使わない筋肉や関節などをダイナミックに動かすため、身体の可動域も広がり代謝の良い身体へと変化していきます。体力がつき、動きやすい身体になることで普段の生活でも活動量が増えダイエットに繋がります。
普段の生活でパンチやキックを繰り出すことはあるでしょうか?キックボクシングでは普段行わないことをする【非日常体験】がストレス発散になります。また格闘技術を身に付けることで自信へと繋がり、日常生活でも自分を無理に抑え込まないで生活できるようになります。心身が鍛えられたことでストレスを感じなくなるという効果も期待できます。
大人になってから何かを夢中で習ったことはございますか?人間はいくつになっても「できなかったことができるようになる」というのはシンプルに嬉しいものです。子供の頃はそれで溢れています。自転車に乗れるようになった、泳げるようになった、今のあなたは新しいことにチャレンジできているでしょうか。徐々に出来る技が増えていく、それに伴いスタイルや気持ちも変わっていく、新しい自分に出会うことで多くの学びや刺激が得られます。そしてどうせ習うなら万が一の時に役立つキックボクシング、お勧めです。
キックボクシング(ムエタイ)は国際式ボクシングと同じ正方形のリングで試合を行います。
ボクシング同様に試合は1ラウンド3分のラウンド形式で行われ
ムエタイの試合では計5Rでの試合が通常です。
ボクシングとムエタイのルールでの違いに
インターバルが2分ということが挙げられます。
ボクシングでは通常1ラウンド3分、インターバルは1分で行われます。
しかし、ムエタイでは1ラウンド3分、インターバルは2分です。
キックボクシングでは1ラウンド3分、インターバル1分の計3Rなどもあり、団体や興業によりルールがまちまちになっています。
ムエタイでは「両拳、両脚、両膝、両肘」
計8か所の身体部分を使用した攻撃が認められています。
そして、有効な攻撃は立った状態でのパンチ、キック、肘打ち、膝蹴り。
「首相撲」と呼ばれるボクシングのクリンチのような状態から相手を崩し(投げ)たり、掴みながらの膝蹴りなども認められています。
キックボクシングでは肘打ちや首相撲を禁止している場合もあり、これも団体や興行によってまちまちです。
キックボクシング(ムエタイ)はプロ格闘技なので勝敗をつけます。
勝敗は以下4つに分けられます。
キックボクシングでは、基本の構えが重要になります。
まずは、両足を肩幅程度に開きましょう。
右利きの人は左足を真正面に向けて一歩踏み出します。踏み出した前足と後ろ足の幅も肩幅程度が理想です。
後ろにある右足つま先は少し外側へ向けます。
脇を締めて両肘を肋骨の前に据え、両方のこぶしは頬の高さに上げましょう。
両手を上げて構えていることが既に防御にもなっています。
相手のパンチやキックが当たりにくいように顔面のガードは下がらないようにしましょう。
腹筋している途中のようにややお腹に力を入れ、顎をひき、上目遣いで正面を見るようにします。
反り腰のようにお腹が伸びないように気をつけて下さい。
棒立ちにならなように膝にたわみを持たせ、力みを抜いて立ちましょう。
これで構えの完成です。
構えた姿勢から前の拳をまっすぐ突き出します。出したらすぐに元に戻すことを意識し、威力よりもスピードを重視したパンチになります。技の中で最も多様する技でもあり、強弱や当てる場所などを変えることで様々な用途に使用できます。ボクシングでは「ジャブは定規」と言われることもあり、このパンチが上手に当てられるようになると他のパンチも当てられるようになります。基本技でありながら奥の深いパンチです。
構えた姿勢から後ろにある拳をまっすぐ突き出します。大抵の人は利き手を後ろに持ってくるので力が入りやすく、威力も高いためKOを狙える技です。大切なのは拳を突き出すと同時に肩や腰も捻り、全身を連動させて打つことです。
上記2種類は真っ直ぐ正面を打つパンチでしたが、フックは横から相手の側面を狙って打つパンチになります。 体を回転させ遠心力を利用したパンチで、前の手でも後ろの手でも打ちます。 どちらもポイントは同じで、拳と肘の高さを合わせ地面に対し水平になるようにします。肘は軽く曲げて弧を描くように相手の顎やこめかみを狙いましょう。
フックが横の軌道に対し、アッパーは下から上への縦の軌道で打ちます。 左右どちらの手でも打てて、狙う場所は主に顎です。 フックと同じように肘を曲げ相手のガードの隙間を通し下から拳を突き上げましょう。
キックは頭がハイ、脇腹から肩の高さがミドル、太ももなどをロー、と分けて呼びます。ミドルキックはキックの中でも基本になり、自分の脛を相手に当てにいきます。 軸足つま先をやや外に開いて踏み込み勢いを作り、腰や上半身の捻りを生かして蹴ります。足を上げるだけの弱い蹴りではなく、全身の連動を使えると威力を出すことができます。
主に太ももを狙います。太ももは人体の中でも太くて大きな筋肉ですので、ダメージを与えるのは時間がかかりますが、足にダメージを与えられるとパンチにも力が入らなくなりますので狙って蹴る場合は多いです。ミドルキック同様軸足つま先はやや外に開いて踏み込み、太ももに対して脛が直角に入るような角度で蹴り抜きます。
頭部を狙うキックです。人体の一番高い位置を蹴るためある程度の柔軟性や身体操作を必要としますが、キックボクシングでも見栄えのする技であり、ハイキックができることは一つの自慢になるくらいのスキルでもあります。
顔面や腹部をまっすぐ蹴ります。相手に突き刺すように蹴ってダメージを与えたり、相手の突進を止めるために使用したりします。
膝を用いて腹部や顔面を蹴ります。膝が元々骨が露出していて硬い部位ですので、当たるとダメージが大きいです。首相撲があるルールでは組んでからの膝蹴りが多様されます。
ジャブとストレートを組み合わせた一番最初に覚えることの多い基本コンビネーションです。ジャブとストレートの単発にならないようにテンポ良く打つことがポイントです。
最後に前手のフックを入れたパンチだけのコンビネーションです。コンビネーションでは最後になる技がフィニッシュとして相手をKOすることを想定して繋げますので、この場合はフックに一番力が乗るように組み立てます。技を増やしていっても途中でバランスを崩したら次に繋がりませんので、基本の技が単発でしっかり打てるようになることがコンビネーション習得においても重要になります。
パンチからキックへと繋げるコンビネーション。パンチだけのコンビネーションよりも重心移動やバランス感覚を必要とするためちょっと難易度は上がります。しかしその分キックまでつなげたコンビネーションはいかにもキックボクシングをやっていることがわかる動作なので必ず習得したいです。
もちろん未経験者でも大丈夫です。キックボクシングというとリングの上で戦っている姿を想像する方も多いかと思いますが、実際の練習では1人で行うことが多いので戦う必要はありません。縄跳びや簡単な筋トレなどの基礎トレーニング、空で動きを確認するシャドーボクシング、太くて丸いパンパンに布が詰まったサンドバッグを叩く練習、トレーナーに持ってもらうミットというクッションのようなものを叩く練習、など自分のペースで行えるものが多いです。個人練習なので対人練習のような予想外のことも起こりにくく怪我の心配も少なく運動できます。もちろん実戦志向の方には対人練習をお勧めしますが、それ以外の方は個人練習で自分の目標に向かって取り組めます。
格闘技ということもありこのような質問はよく出ます。
結論から言うと「わからない」です。
がっかりされるかもしれませんがキックボクシングは戦ってみないと結論は出ないのです。
それどころか戦ってみても実力が拮抗している場合、たまたま今回A選手が勝ったとしても2回目3回目となると結果が変わってくるのです。しかしそれがドラマを生み、それぞれの勝敗に重みが出てくるのだと思います。
また時代が違う、階級が違う、ルールが違う、そういった理由から単純に比較できないという理由もあります。
ちなみに代表選手としてはキックボクシング創設直後1960~70年代は「真空飛び膝蹴り」で有名な【沢村忠】、その後キックボクシングの原型でもあるムエタイで初の外国人王者となった【藤原敏男】、1980~90年代は書籍を出したりメディアにも出たりと人気のあった【立嶋篤史】、そして後々の一大ブームの火付け役となったK-1の【佐竹雅昭】、ヘビー級の人気に負けじと中量級の面白さを見せつけた【魔裟斗】、そして現在ではボクシングに転向してしまいましたが【那須川天心】やその天心と団体の垣根を越えて試合をした【武尊】などがいます。日本人に限定して紹介いたしましたがそれぞれの時代にライバルとなる外国人選手も多くいます。
近年はアマチュア競技も定着してきましたので、後のスター選手になる未来ある若者が沢山います。今後も目が離せません。
あなたなりの最強選手を見つけてみてください。
キックボクシングについてお伝えしてきましたが、いかがでしたか?
キックボクシングは格闘技興行として観戦する面白さもあり、プロになるためにストイックに没頭することもでき、ダイエットや健康維持のためにフィットネスとして取り組むこともできるという懐の深い競技です。
あなたも是非どんな形でも構いませんのでキックボクシングに触れてみてください。
きっとその魅力に引き込まれるはずです。
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